これから空手を始めたいと思っている皆さんへ 「陶芸」と「織物」のどちらの生き方を理想としますか?

世の中には、自分の道を他人の助けなしに突き進む強い精神力を持った人がいます。
その生き方は、まるで「陶芸」のようです。
良い作品を作るためには、まず土をしっかりこねて均一にし、中の空気を出さなければなりません。そして、形を整え、焼き上げる過程を経ていきますが、最終的にヒビが入ったり割れたりすることもあります。努力が報われない瞬間もあるのです。

一方で、多くの人は「織物」のように生きています。
私たちは一生をかけて自分の織物を作り上げています。
その中には、家族や友人の糸が交じり合い、それぞれの思いが込められています。
人それぞれ、サイズやデザイン、使う糸が違いますが、どの作品も大切なものです。

空手も同じように、自分自身のスタイルを探求する過程です。
たとえ失敗があっても、それを楽しむ心が大切です。
だからこそ、他の道場生と出会い、さまざまなスタイルや考え方を吸収することで、自分の織物をより豊かにしていくことはとても大切なことだと思います。

時には思いもよらない糸(自分とは全くタイプの違った人との出会い)を使うことで、新しい発見があるかもしれません。
固定観念にとらわれず、柔軟に学ぶ姿勢を持つことで、自分の作品はどんどん面白くなります。

私は空手の師範として、さまざまな門下生と出会う機会に恵まれています。
具体的な型にこだわらず、いろんな糸を使って作品を作っていこうと思っています。
そうすることで、独自の魅力を持った空手の経験則が生まれるのです。

ぜひ、皆さんも自分自身の空手を楽しみ、豪快に挑戦してみてください!

人に出会うことに躊躇を感じる方
自分の人生が単調だなと感じてるいる方
新たな自分を発見したい方

ぜひ道場にいらしてください。

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