大会で鍛える心の強さ

私の道場では、大会への参加を積極的に勧めています。
大会に出場することで、普段の練習以上に実力が向上するだけでなく、それ以上に重要な意義があります。

それは、大会が「特別な稽古」の場であり、これが私たちの道場での大切な経験であるからです

特に、小学生,中学生の門下生にとって、大会はただの試合ではなく、今後の人生で直面するさまざまな「特別な日」に備えるための貴重な経験となります。
大会では勝っても負けても通常稽古では習得出来ない「学び」を沢山得ることが出来ます。
たとえば、中学や高校の入試、大学入試、就職の面接など、重要な試験や選考の場で必要とされる「胆力」を鍛える機会となります。

大会では、多くの観客の前で型を打ち、組手試合では体格や力で優れた相手と戦わなければなりません。

これらの経験を通じて、自然な形で自分の内面を鍛え、緊張に打ち勝つ力を養うことができます。

こうした胆力は、試験や面接だけでなく、予期せぬ事故や突然の困難(自分の生死に関わる問題)にも冷静に対処するために必要な資質です。

もしあなたが、このような貴重な経験を通じて、自分の内なる強さを高めたいと思うなら、ぜひ空手を習い始めてみてください。
大会に挑むことで、ただの技術の向上だけでなく、心の強さをも育むことができるでしょう。

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